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【巨人】阿部慎之助、背番号「10」から「80」原監督からの継承

2019年シーズン、巨人は見事リーグ優勝し、その後クライマックスシリーズを勝ち抜き、6年ぶりの日本一を目指し、ソフトバンク日本シリーズで対決となりましたが、4連敗という形で、ソフトバンクが3年連続10回目の日本シリーズ優勝に輝きました。このソフトバンクの勝利により、日本シリーズにおいてのセ・リーグ代表チームとパ・リーグ代表チームの勝利数が「35」で並んだようです。 

 

 

 

 

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そして、この日本シリーズ終了と同時に今季限りで引退となった阿部慎之介ですが、初戦に日本シリーズ令和初ホームランを打ち、まだまだ現役で行けると思わせる打力を見せましたよね。

 

 

 

 

 

 

スポニチ

 

 

 

 

 

日本一が決まった試合後、チームメイトから背番号の10にちなんで10回の胴上げがされました。また、その後ソフトバンクのキャプテン内川聖一選手が音頭を取り、ラグビーの「ノーサイド」のように敵味方関係なくお互いの健闘をたたえ合うというようにソフトバンクの選手達からも10回の胴上げがされました。これには阿部選手のプロ野球界への貢献度、そして人柄が現れているのではないでしょうか。 

 

 

 

 

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そんな周囲から慕われている阿部慎之介ですが、来季からは早速指導者としての道が用意されているようです。恩師である原監督が1軍野手総合コーチに就任した際に背負っていた背番号「80」を継承し、阿部2軍監督として新たにスタートする事が決まりました。 阿部が選手として付けていた背番号「10」。そして原監督が現役時代に付けていた背番号「8」。その2つの背番号を掛け合わせたのが「80」になります。そんな意味からも阿部慎之介への指導者としての期待が伺えるのではないでしょうか

 

 

 

 

 

スポーツ報知

 

 

 

 

 

2001年、阿部がルーキーとして試合に初先発出場できたのも、開幕戦で当時の長嶋監督に原ヘッドコーチが「阿部で行きましょう」と阿部を推した事から始まります。当時キャッチャーには正捕手である村田真一が居たにも関わらず阿部を推薦したのは、当時の原ヘッドコーチから絶大な信頼と将来の期待を得ていたものと考えられます。

 

 

 そしてルーキー年である2001年シーズンは100試合以上出場し、13本のホームランを放ち、新人捕手としてはあの田淵幸一以来2人目となる2桁本塁打を達成しました。 その後も、ゴールデングラブ賞ベストナイン、巨人72代の4番、8年間の巨人でのキャプテン、オールスター出場、WBC選抜など、期待を裏切らず数え切れない程の活躍を続け2017年には、NPB史上49人目となる通算2000本安打を達成しました。

 

 

そして2019年日本シリーズでもホームランを放ち、通算406本塁打としました。 巨人での通算400本塁打達成は王貞治長嶋茂雄に次ぐ3人目であり、巨人の捕手では史上初となりました。そして、捕手としての通算400本塁打達成は野村克也田淵幸一以来、史上3人目という快挙でした。また、捕手で通算1000試合出場、通算2000本安打を達成しての通算400本塁打野村克也に次いで2人目だといいます。 

 

 

 

 

週間ベースボール

 

 

 

 

 

こうして攻守において長きに渡り数々の記録を残し、巨人軍の中心となって戦って来た阿部慎之介ですが、選手としての実績と成績は十分な程達成してきたと思いますので、これからは、恩師原監督の背中を追い、指導者として尚一層の活躍をみせてもらいたいところですね。 将来の1軍監督も期待されると思いますので、まずはこの2軍監督として常勝軍団巨人軍を作り上げ、指導者としての実績を積み重ねながら、阿部慎之介にとって有意義な第二の野球人生を歩んで行って欲しいと思います。

 

 

 

 

 

 

産経ニュース

 

 

 

 

19年間の現役生活本当にお疲れ様でした。そしてこれからの野球人生にも注目していきたいと思います。

 

 

 

 

 最後までご覧頂きありがとうございました。